吉村家最新ニュース
2000年12月号

和馬君、クリスマスページェントで
見事ヨセフ様を熱演

12月19日(火)恒例の聖マリア幼稚園クリスマスページェントが京都聖マリア教会礼拝堂において行われました。70年以上前から続いている行事で、クリスマスの聖劇を園児たちが歌と台詞を交えて演じる、子供たちにとって幼稚園最大のイベントです。なんと和馬のグランマ(由理の母)も70年近く前にこの聖劇を演じたそうで、三代続いての出演ということです。
年少の花組は羊と小天使の役。楽しく歌います。年中になると聖歌隊役。赤くかわいい衣装とコッターをつけて歌います。最年長の緑組になるとメインキャスト。誰がどの役になるのか、母親たちも話題騒然です。
和馬は先生たちの勇気ある(?)決断により、準主役であるヨセフ様を射止めました。それからは吉村家では大騒ぎ。何といっても年少の時は羊として登場し、「かわいい!」と喜んだのも束の間。隣の子と何やらもめだし、「バカ!!!!」の声が場内に響き渡り、しまいにはげんこつの嵐。ついに先生の仲裁の元、場所を変えられてしまいました。年中の時には聖歌隊で出てきて大変かわいく歌ったまではよかったですが、父親似で調子に乗ってしまい、2番で終わりの曲を3番まで歌ってしまい、挙げ句の果てに笑う観客に向かって「笑うな!!!」の罵声。やはりこの年も恥ずかしく帰路につきました。
そんな2年間の経験を経、長時間マリア様の隣でじっとしているヨセフ様が勤まるとは考えられません。ソロで歌う歌も大変難しく、どうなることやら...ということで心配ばかりの両親を後目に、本人は結構楽しく当日を迎えました。昨年に引き続き、パパもママも聖歌隊として参加し、独唱まで受け持ったのですが、それどころかヨセフ様がきになって仕方がありませんでした。ヨセフ様のソロでは両親が手に汗を握り、心臓が口から飛び出そうになりながら聴きました。結果は大変堂々と上手に歌えました。
三年目にして初めて恥ずかしい目をせずに帰路につきました。

水疱瘡!!!

真綾が水疱瘡にかかりました。お兄ちゃんが水疱瘡になってちょうど二週間。噂には聞いていたけれどすごい感染力です。本当に曜日までぴったり二週間でうつりました。わがホームドクターの南明美さん(こちらで一方的にホームドクターに認定させていただいていますが、バプテスト病院の婦長さんなのです。いつもお世話になってます)にお聞きしたところ、「二人目は症状がひどいよ」とのこと。その通りで写真の如く和馬の十倍ほど発疹が出ました。熱は余りひどくなかったので、和馬の時に急患で診てもらったバプテスト病院でもらった塗り薬を塗って、済ませました。二人目はそんなモンでしょうか???
明美さんからのアドバイス。「水疱瘡では熱が出ても熱冷ましの座薬は控えてください。」皆さん役に立てましょう。

和馬君お受験!!!

12月5日(火)ノートルダム学院小学校の受験をしました。
ずいぶん前から準備をして塾などに行かせて受験に備えておられる方がいるというのに、失礼なことに何もせずに無謀ともいえる受験。有利なのは男の子が受験者としては少ないこととクリスチャンであるということ、聖マリア幼稚園であるということでしょうか???合格率約二倍ときき、直前に慌て過去問題集なるものを入手し、やってみると結構難しい。焦りまくってもどうしようもなく、居直りつつ当日を迎えました。試験は本人曰く「楽しかった!!!」ええ根性です。
二日後12月7日(木)両親面接。諸先輩方のアドバイスによると「母親のしゃべりすぎは禁物」とのこと。そこでパパは常々営業でならした話術を駆使して大演説をたれてやることを決意、いつも通り落ち着きのない態度のまま面接を受ける和馬と、そつなく無難に答えるママのあと、いざパパへの質問。大演説の前振りとして軽くジャブを数発打ったつもりが、「はい、ありがとうございました。」との校長さまの声。「えっ!もう終わりですか?」の台詞をもう少しで発しそうになりながらも、退室しました。ママ曰く「あんなにデカイ声であんなにしゃべらんでも...」ジャブのつもりが夢中でストレートを空振りしていたらしい。順番を待つ人の中、多分大声が響いていたであろうシンとした廊下を恥ずかしそうに帰りました。
一週間後、郵送にて合否の発表。「落ちてたら薄っぺらいよ」ときいていたノートルダム学院小学校の封筒は、大変薄っぺらく見えた。「やはりあの父親の面接が、少子化、宗教、マリアブランドを打ち消してしまったか」とドキドキしながら開封。合格通知であった。
ということで、和馬は4月より「ダムジャリ」として北山まで通学することに決定いたしました。皆様のおかげです。ありがとうございました。でも、学費が....ますます生活は大変です。

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